シロアリ退治を担う業者がたくさんいるように、実は設定料金までも多彩なのが、この業界。私もはじめ、一体何を参考にしていいのか頭を抱えました。高いのは考えものだし、安すぎても効果が不安…。そこで業者の方に聞いてみたんです。
まずは業界そのものに、法律で定められたりした基準がないことが原因です。また、業者の経営方針(給与、人数、技術力)が大きく関わってくるのだとか。最先端の技術を持つ大手がいる一方で、昔ながらの職人さんが数人で経営されている場合もあるでしょう。おのおのの事情が異なってきますので、「業界の標準」が設定しづらいーーそんな背景がシロアリ退治の業界にはあるようです。
料金の違いは、シロアリ被害の状況によっても大きく違ってきます。
たとえば、屋根裏だけの被害と、まわりに蟻道が広がっているのとでは、薬剤を散布する範囲が違いますし、業者が被害を調べる時間と手間もかかります。巣以外にも、分巣などがある場合は、なおさら労力がいります。すると、どうしてもコストが上積みされてしまう結果に…。
また、薬剤散布にせよ、巣から根絶するエゴベイトシステムにせよ、被害の状況によって、施行する難易度が変わってくるのも仕方がないことですよね。
「施行する際の難易度」は、前述のとおり被害状況にもよりますが、あなたの住まいの造りも影響します。例えば、床下に入れなかったり、隣の家とのスペースがなかったり…。そうなると、住居の一部に穴を開けるなど、想定外の作業が発生し、ここでもコストがかさむのです。
現在の住宅事情では、想定外の料金も発生しやすいのが現実のようです。住宅事情が多様化し、それによって被害の状況も様々。いろいろな要因がからんでくることが、業界の標準がまちまちである理由でしょう。