シロアリを駆除する方法として、手っ取り早いのが薬剤を撒くことです。
まずは、好物である木材の内部に、薬剤を浸透させる方法。木材に穴をあけて薬を注入します。土台や柱にも同様の処理をします。 床下の土壌部分も、忘れてはいけません。ここには直接薬剤を散布します。
また、シロアリはコンクリートにも侵入してきます。狙われやすい浴室や玄関のコンクリート部分に穴をあけて、そこから薬剤を注入します。「玄関に穴があくなんて…」という心配は無用。業者の方がきれいに補修してくださいます。
薬剤処理をすると、そうそう近寄ってきません。
一方、薬剤処理をした木材をシロアリがうっかり食べてしまったとしても、それこそしめたものです。気分が悪くなったシロアリは、「帰巣本能」が働いて、巣に戻ろうとします。途中、蟻道で力尽きるシロアリもいるでしょう。するとキレイ好きな他のシロアリに「清掃本能」が働いて、死骸を処理しようとします。彼らにとっての処理=食べることですので、毒に侵された死骸を食べると、その食べたアリ自体も体調を崩しやがて死に至る…。という効果も期待できるのだそうです。
薬剤を撒く…となると、どうしても心配なのが人間に与える害。シロアリを殺す薬が、人間だけに悪影響を及ぼさないとは限りませんよね。
しかし、現在では人間や自然環境に配慮した薬が使われているため、心配はほとんど無用。シロアリを殺す毒性を持ちつつ、人間には害がない薬剤や、空気が汚れないように蒸発しにくくなっている薬剤などが開発されてきているのです。私には幼稚園に通う息子がいるので、とにかく息子にアレルギーなどが出ないよう、業者さんにお願いしました。
業者さんは正しい薬剤を選んでくださったようです。シロアリ退治の後も息子はいつも通り元気でしたし、不快なニオイもありませんでした。 シロアリの駆除だけを目的とせず、「そこに暮らす人々の生活と、自然環境を守る」ーー。そんな薬剤が増えているので、安心してくださいね。そして、業者の方にしっかりアピールすることも忘れずに。