私たちがシロアリを見かけるとしたら、それは羽がついている「はあり」です。王や女王、職蟻たちは羽がなく、地中にとどまっているからです。
はありは、どこからともなく飛び立ったり、電灯に群がったりします。実はそのはあり、シロアリ王国内でいう「2代目」「3代目」。次期の王や女王だったりするのです。ひと組のカップルから、2代目「はあり」が誕生するまで、かかる時間は約3年。ということは、はありを目撃した時点で、すでにシロアリ王国建国から3年が経過しているということに…。
とはいえ、王国が最盛期を迎えるのは建国後6~7年と言われますので、はありを目撃した時から対策を練っても決して遅くはありません。
上記のように、「はあり」を家の近くで目撃したら、まずはシロアリの巣が近くにあることを疑っていいでしょう。その他にも、室内に雨が漏れてくるようになったり、歩いたり走ったりすると床が揺れるように感じたり、なんとなく雨戸やふすまの立て付けが悪くなったり…。これらはシロアリ病の初期症状と言えます。
また、あなたの住まいは以下のような構造になっていませんか?
このような構造も、非常に狙われやすいとされていますので、注意をはらっておくのが賢明です。
生態を鑑みると、自分の家がシロアリの病巣になっていないかをチェックするのは、5年おきくらいのペースがいいようです。
好む条件としては、
となります。具体的には、浴室や台所、洗面所、トイレ、玄関のたたきなどが狙われやすく、実例も多いとか。
住居にある木材を調べることも忘れずに。土台や柱の下部、壁の裏側、敷居などの地下構造(主にヤマトシロアリが好む)、屋根裏の梁、けた、2階ばりの仕口部(主にイエシロアリ)が病巣になっていることも多いにあります。それらの木材の表面を叩いてみて、空洞音がすればシロアリを疑ってください。また、土をこんもり盛ったような蟻道がないかも確認しましょう。
怪しいと思ったら、そこから先はプロにおまかせするのが正解。「シロアリ駆除には春夏が最適」とよく言われますが、それは迷信です。見つけた時点ですぐに相談し、対策を練りましょう。