シロアリが人目につくのは、4月~6月頃だと言われます。それは、普段は地中で生活を営むシロアリが、唯一地上に出てくるタイミングだからです。この時期、羽のあるアリ(はあり)が地上で活動を始めます。イエシロアリなら夕方~夜にかけて、ヤマトシロアリは昼間に飛び回ることが多いとか。この季節になったら、はありが夜の街灯に群がっていたり、クモの巣に引っかかっていないかチェックをするといいでしょう。
さて、シロアリを見つけました。もう平常心ではいられません。いの一番に退治したいところですよね。
ところが、春夏に駆除にとりかかるのは、実は時期尚早なことなのです。春夏は、「発見」をしただけでも、大きな成果だと思ってください。
シロアリ達は、春と夏はあちこらこちらに動き回っています。職蟻や兵蟻たちは餌や水を求めて巣から離れた場所に「出勤」していますし、副王族たちも夏の繁忙期は分巣に移動してることが多いとか。そんな時に巣を狙ったところで、「根絶」には至りません。副王族には生殖能力がありますから、逃してしまうとすぐに新しい「王国」をつくってしまいます。
駆除にはむしろ、活動を休止している秋冬こそが狙い目。巣には、王族、副王族、労働階級、幼虫などファミリーが勢揃いしています。そこを一網打尽に攻撃すれば、駆除が大成功と言えるでしょう。
他にも避けたい時期はあります。
基本的にシロアリ退治の作業は、屋外で行うことがほとんど。真夏の暑い時期や、反対に真冬などは避けた方が無難でしょう。いくら自然や身体にやさしい薬剤を使っているとはいえ、窓をまったく開けずに作業するのは大変ですし、場合によっては畳をあげたり、床下、屋根裏にもぐりこむこともあります。秋や初冬、晩冬のころがオススメですね。
また、梅雨の時期もあまりオススメしません。雨の中の作業は効率が落ちます。業者さんに100%以上の力を出していただくためにも、お願いするタイミングは秋冬がいいでしょう。