発見できるチャンスーーそれは、年間を通じてほんの数ヶ月しかありません。基本的に地中に暮らしていますから、羽のあるシロアリ(はあり)が出てくる時期以外は、発見が困難になるのです。
日本に生息する種類として、ヤマト、イエ、ダイコク、サツマ、そしてアメリカからやって来たと言われるアメリカカンザイシロアリなどがあります。
その中でも、私たちの住まいを狙う憎たらしい種類が、ヤマトシロアリとイエシロアリです。どちらも同じシロアリなのですが、発見しやすいタイミングが微妙に異なってきます。見かけたタイミングによって、どちらなのか、だいたいの判断がつきますので、それをまとめてみました。参考になさってください。
年間を通しては、5月後半~7月頃に羽があるアリが飛び出してきます。一日の流れで動きが活発になるのは、夕方から夜にかけて。この時間に、電灯などに群がっていたら「もしかして」と疑ってもいいでしょう。
また、区別をする方法として、はありは体の色が黄褐色です。食害するのは、屋根裏など、家屋の上部を狙う傾向があります。
また怖いところは、乾いた木材でも自分で湿らせて食べてしまうところ。食害の勢いはすさまじく、ゾッとするほどキレイに食べ切ってしまうとか…。
年間を通しては4月~5月に、一日のうちで動きが活発なのは昼間です。昼間に羽のあるアリを見かけたら、ヤマトシロアリと思っていいでしょう。
体の色は黒褐色をしていますので、昼間でも目につきやすく区別もしやすいでしょう。また、地下の土台や浴室など、湿った木材を狙いに定めます(イエシロアリのように、わざわざ自分で木材を湿らせることはないようです)。
また木材を食べた痕がキレイとは言えず、食べ散らかして去っていくのも特徴。動きも緩慢としていて、非常に「のんびり屋」だそうです。